ideaShellをご利用の皆様へ

こんにちは！

デザインを手掛けている私ですが、タイピングが遅いため、なかなか思考をすばやくテキスト入力で記録することができません。そのため、iPadで手書きのノートをとることが多いのですが、iPadの大きさゆえに不便さを感じることもしばしばあります。しかし、ChatGPTの登場で記録方法を見直すきっかけとなり、特に音声を使った思考の記録に興味を持ち、今回このアプリのデザインを始めることにしました。

ideaShell – 思考と記憶のためのツール

従来のノートテイキングやインスピレーションソフトウェアは、アイデアを記録するにすぎず、単なる外部ストレージとしての役割しか果たしていません。ペンと紙と比べて取り出しやすく、持ち運びやすい点では優れていますが、これらの差はそれほど大きくありません。そこで私たちはAIの力を活用し、人々がより迅速に考えを記録し、効率的に思考を整理できるようサポートし、日々の発想を行動可能な洞察に変えることで、成長を支援する外部記憶・思考ツールとして機能させることを目指しています。

● 良いアイデアは一瞬の閃きです。

アイデアは突発的に現れることが多く、タイピングの複雑さや遅さゆえに、多くのアイデアが失われてしまいます。そのため、私たちは音声入力を採用し、iPhoneのSiriやショートカット、アクションボタンなどの機能を活用して、閃きを瞬時にキャプチャーできるようにしました。AIによって強化されたコンテンツは論理的に構造化され、要点が洗練され、余計な情報が排除されるため、効率的で分かりやすいノートが生成されます。（もちろん、キーボードでのアイデアの記録もサポートしています。）

● 良いアイデアは固定されるべきではありません。

素晴らしいアイデアは多くの場合、始まりに過ぎません。インスピレーションに基づいて、AIと対話しながら継続的に質問や議論を行うことで、新たな洞察を得られ、より包括的な考察へと発展させることができます。

● 良いアイデアはアイデアのままで終わってはいけません。

ノートの真価は、その記録自体だけでなく、その後の個人の成長や行動にあります。スマートカード機能を活用することで、AIはあなたのアイデアを旅程、スピーチ、やるべきことリストなどの実用的な行動指針に変換します。ideaShellはすべてを一つにまとめることを目指しているのではなく、連携を重視しています。自動化やAPIを通じて、既存のアプリワークフローにシームレスに統合することができます。

未来の道程 - 今後の計画

アイデアを逃さないことを目標とし、すばやく記録し続け、考察や行動に発展させることを目指しています。貝殻の中で砂粒が磨かれて真珠になるように、ideaShellではすべてのアイデアが輝く真珠へと育まれるチャンスを得るべきだと考えています。この考えこそが、「ideaShell」の名の由来です。

すべては点から始まります。未来を見据えたideaShellは、アイデアのキャプチャーにとどまらず、それを計画、行動、そして反省へと成長させる存在です。今後のアップデートにより、記録がより直感的になり、AIとのやり取りもさらに洞察に満ちたものとなります。

この旅の一員になってくださり、ありがとうございます。共に、良いアイデアをアイデアのままで終わらせることなく、創造の火花を智慧の真珠に変えていきましょう。このような思いを込めて「ideaShell」という名前を付けました—アイデアが守られ、磨かれて輝く真珠となる場所です。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

敬具

草々

ideaShell運営チーム